環境保全工事

ー 石綿(アスベスト)・ダイオキシン・鉛など ー

Environmental protection works

調査から処分まですべてお任せください!!

令和4年から解体・改修工事に対する石綿の事前調査結果の報告が義務化されました。

石綿工事には官公庁への届出など、関係法令に基づいた対応が欠かせません。

ご依頼いただければ、調査から官公庁への届出、施工、廃棄物の処分まですべてお客様の手を煩わせることなく、弊社の経験豊富な社員が責任を持って対応いたします!!

石綿除去工事の安全とは…なにか

石綿(アスベスト)除去工事を安全に行うためには、法令に基づいた厳格な管理と作業手順、豊富な経験、知識が必要です。

以下に、安全に除去工事を行うための主なポイントを説明します。

1.事前調査と計画
・建築物の調査:除去対象の建材に石綿が含まれているか、どの種類の石綿かを調査。

・除去計画書の作成:工程・作業方法・安全対策・廃棄方法などを詳細に記載。
 
2.届出と周知
・作業開始前の届出:法律(石綿障害予防規則、大気汚染防止法等)に基づき、労働基準監督署や自治体に届出を行う。

・周辺住民への周知:工事の目的、期間、安全対策などを周知する。
3.作業場所の隔離
・空気中濃度の測定(必要に応じて):作業前に大気中の石綿濃度を測定し、安全性を確認。

・養生作業:作業エリアをビニールシート等で完全に密閉。

・集じん排気装置の設置:作業区域を負圧に保ち、石綿の飛散を防止。

・セキュリティーゾーンの設置:施工員の出入口であり場内の石綿粉じんを外部へ持ち出さない。
 
4.施工員の保護
・ 防護具の着用:使い捨てフィルタの防じんマスク(防毒マスク)、保護衣、手袋などを正しく着用。保護具着用管理者による管理

・健康診断と教育:作業員に対して定期的な健康診断と石綿作業に関する特別教育を実施。
5.除去作業の実施
・湿潤化処理:作業中は常に石綿建材を湿らせ、粉じんの発生を抑える。

・手作業で慎重に除去:破砕を最小限にし、飛散防止を最優先。

・空気中濃度の測定:作業中に大気中の石綿濃度を測定し、安全性を確認。

・密閉二重梱包:除去した石綿は二重梱包し、飛散を防止したのち施錠管理した集積場所へ集積する。

・清掃:作業場内を清掃し、石綿の残留を確認。

・粉じん飛散防止剤の散布:微量粉じん再飛散防止のため、除去面及び養生シート全体に散布する。

・作業主任者による石綿取り残しがないかの目視確認を行う。
6.養生シートの撤去
・空気中濃度の測定:養生シート撤去前に作業場内の大気中の石綿濃度を測定し、安全性を確認。

・安全の確認がとれたら養生シートを撤去し石綿同様に二重梱包し、集積

・清掃・拭き取り作業:作業区域を徹底的に清掃し、石綿の残留を確認。
7.作業後の確認
・清掃・拭き取り作業:作業区域を徹底的に清掃し、石綿の残留を確認。

・空気中濃度の測定:作業後に大気中の石綿濃度を測定し、安全性を確認。
8.廃棄物の処理
・適正処分場へ搬出:特別管理産業廃棄物として、許可を受けた処分場へ運搬・処分。

法的根拠(主な関連法)

・労働安全衛生法

・石綿障害予防規則(石綿則)

・大気汚染防止法

・廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)